2004-01-01から1年間の記事一覧
昨日のエントリ(id:flapjack:20041125)を圏外からのひとことでessaさんにリンクしてもらったのを経由して http://amrita.s14.xrea.com/d/?date=20041125 AcNet RSSから、反応をいただく。 http://www.ac-net.org/rss/showitem.php?itemid=17485 AcNet RSS の…
ここのところ毎日新聞が、自衛隊の早期撤収派と派遣延長派の議論を「交互に展開している」(ととりあえず言ってみよう)。すなわち、以下3つの派遣延長を支持する社説を出している。 11/19 社説:サマワと日本 引き際を見据えているのか 11/21 「社説:サマ…
かみぽこさんが英国留学回想録というシリーズの一番新しいエントリーで、エッセイを最初に書いたときのことを振り返っている。 http://www.emaga.com/bn/?2004110074132443006211.kamikubo http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/diary/200411230000/…
仕事してて、テレビをつけるとThe State Opening of Parliament 国会開会式の中継がされていた。ウェブ上ではたとえばBBCでもガーディアンでも女王のスピーチ(The Queen's speech)の内容のほうに注目があつまるわけだが(とくに来年の総選挙前の最後の女…
cedさんのところ経由。記者会見での声明と訴状の詳細が読める。声明の部分を以下引用。 Ejovi Nuwere(イジョビ・ヌーワー) 2004年11月22日 まず最初に私が言いたいことは、この訴訟はコンピュータ技術やハッキングに関するものではないということです。こ…
うーむ。 参照:流動化、労働者、ストライキ(id:flapjack:20040925#p1)
国立大学独立行政法人化の諸問題で以下のような記事をみつける。あんまりにも上のイギリスの話と似ているので、孫びぎ引用します。 3−2 『しんぶん赤旗』2004年11月6日付 おはよう ニュース問答 国立大学は法人化で予算不足 深刻なんだよ のぼる この前、…
イギリスの大学教育は大衆化という意味では日本よりも二十年以上「遅れている」といってよいのではないか。比較的最近まで大学進学率がそれほど高くなかった。ただ2002年時点で30歳以下の人口の41.5パーセントまで大学進学率があがってきている。しか…
テレビをつけて、そうか、今日は戦没者追悼記念日曜日だったな、と。そういえばこの日については戦没者追悼記念日(id:flapjack:20031111#p1)というエントリーで書いた。あれから一年。
id:flapjack:20041104#p1で 僕が属している学科の修士・博士の学生の半分ぐらいはアメリカ人なのだが、今日夕方になってから院生部屋に顔を出したら、このアメリカン・コンティンジェントはアメリカ大統領戦の結果をめぐって話がとまらず仕事にならなかった…
上の階級の話が、アメリカとイギリスの差異の話と繋がると書いたけど、それに関連するとりあえずメモとして引用。下のほうでも書いたけど、イギリスに逃避しているアメリカ人たちが身近にいるし、彼らに関して少し同じようなことを思っていたので。機会があ…
仲俣さんのところでも書かれていたが(id:solar:20041028#p1)、先週BBC Radio1のDJジョン・ピールが亡くなった。イギリスのメディアは彼の死をかなり大きくあつかっていたので気になった。彼の名前は聞いたことがあったけれども、実際どれほど重…
下のid:jounoさんのコメントに関して補足。 《議会での発言とかはどうなんでしょうか》という点に関してですが、党大会における政治家の演説に関しては、去年id:flapjack:20031109で以下のように書きました。 選挙が目前に迫っていなくても、当たり前に毎年…
http://hpcgi3.nifty.com/nasukei/d/diaryj.cgi?year=2004&mon=11 大学のゼミでも研究者が集まる学会でも、日本の発表ではレジュメの完成度が重視される。文句を言わせない完璧なレジュメを用意してきてそれをスラスラと「解説」していくというのが学会をサ…
という話を昨日の夜BBCを見ながら書いていたのだった。見ていたのはThe Power of Nightmaresという3回シリーズの最終回だったのだが、これは是非翻訳して日本でもやってほしい。ほんと、呆気にとられるよ。とりあえずBBCのウェブサイトをあげとくけど…
僕が属している学科の修士・博士の学生の半分ぐらいはアメリカ人なのだが、今日夕方になってから院生部屋に顔を出したら、このアメリカン・コンティンジェントはアメリカ大統領戦の結果をめぐって話がとまらず仕事にならなかったらしい。みな当然のごとく反…
こうしたことすべてを考えながら、過去を時代の文脈におき、人々の行動を相対主義の相のもとで理解することは確かに必要かも知れない。しかしまたわれわれには、現代につながる近過去を、新しく獲得した現代の価値基準で見、そこからショックを受け、受け入…
日本の男、というのは、いわゆるイメージとは違って、 天地の下にただ一人あると思うべし、というか、奇妙な変人が多い。そして、 その変人を、日本の女はじっとささえている。(id:finalvent:20041013#p21) わはは。id:walkinglint:20041013#p23経由で読んだ…
ストックホルムで20人強の参加する学会に招かれて行ってきた。飛行機・ホテル・飯すべてがスウェーデン政府持ち(だから人数が限られるわけだ)。分野にもよるだろうけど、僕のやってる人文系でこんなのあんまりないのですばらしい。*1 これだけ少人数なの…
id:flapjack:20040929#p2の続きだけれども、ブレアが来年の総選挙後(勝つことを前提として)来期4年満期で首相・労働党党首をやり、それから首相を退くというアナウンスをした。イギリスの政治はこれで大騒ぎになっている。背景と分析に関しては、かみぽこ…
愚一記(2004年9月27日付け経由)。メモ。
何回か触れてきた『木を見る西洋人森を見る東洋人 思考の違いはいかにして生まれるか』(ASIN:4478910189)の流れで(id:pavlusha:20041002#p4経由)。同頁から「文化心理学 +文化結合症候群」経由で New York Times での文化人類学者 Sherry Ortnerによる 書…
イラクで9月28日に解放されたイタリア人女性シモーナ・トレッタさん(29)とシモーナ・パリさん(29)に対し、伊与党の政治家の一部が「政府にきちんと感謝すべきだ」と非難を浴びせている。4月の邦人人質事件後の日本と同様に、費用を自己負担させ…
ホライズン(Horizon)という番組について去年何回か書いた(上の検索欄をつかってちょ)今年で40周年を迎えるBBCの看板科学番組だ(新シリーズが先週からはじまった)。昨日のテーマは共感覚 synaesthesia だった。言葉に色のイメージを感じたり、味やに…
剰余研究者、またはプール研究者問題(id:using_pleasure:20040930#p1) ここんところ労働者とか雇用の流動性についてつらつら考えてきてるのは、自身、剰余研究者として身のふりを考えてしまうからなのだけれども。 CNETの梅田氏によれば、それは「凡庸なサバ…
ここ数日ここでしてたような話と似たような話はこちらでも。 http://d.hatena.ne.jp/chidarinn/20040929#p1 http://d.hatena.ne.jp/bmp/20040905#1094365446 しかし、この勤勉性というか、これはなんなんだろうなあ。
ここ数日開かれているイギリス労働党の党大会(イギリスの党大会についてはid:flapjack:20031109で触れた。あれからもう1年か)で、ブレアが演説をした。 日本での報道(id:Soreda:20040929#1096420178経由)にあるのはまあ、そのとおりだといえばそのとおり…
「労働・モラリズム・分割統治」(deadletter blog)と id:sarutora:20040928#p1 で、モラリズム(道徳主義)についての議論がつづけられている。稲葉振一郎や渋谷望の議論によりながら、モラリズムが「勝ち逃げをめざすヘタレ中流」と親和性が高いのではない…
上のエントリーに関して、ふだん愛読させてもらっているはてなダイアラーの方々からリファをいただく。 id:tokyocat:20040926 id:pavlusha:20040926 id:sarutora:20040926 上のエントリーの最後で「プロ野球での選手会のストとそれに対する人々の支持という…
まつたにさんがid:TRiCKFiSH:20040914#p1でこう書いている。 正直、『AERA』が「負け犬」とか騒いでて、それにキャリアたちが共感しているようですが、そんなこと言ってられる余裕のある層はほんの一部なんです。阪本順二の映画『顔』の主人公のような、男ど…