2004-01-01から1年間の記事一覧
ちょっとズレるけど、これも昨日からの続きで昨日ひいたドラエモン氏の言葉を再掲。 経済学はシステム科学だから、断片化されたデータは余り意味をもたず、統一された視点から収集されたデータセットとかデータベースが重要。で、古典経済学はまさにデータベ…
bewaadさんがサジェストしてくれたブログの関係する部分。 しかし、ぼくは数学が科学にバインドされるかもしれないと思っている。これはきわめて危険思想であることを自覚しているので、blogレベルでしか書けない。問題はuniversalityとobjectivityを我々が…
まえに、数学的モデルの歴史とその特徴と使い方についてスレを興味ぶかく読んだ記憶があるのだが、その続きが夏になされていたとは不覚にも知らなかった(部室へのドラエモン氏の書き込みで知る)。苺は読むときとまったく読まないときがあるのだ。このスレ…
友達つながりで、ある学部(僕が属しているのではない)のスタッフが内輪でやっている読書会に出た。ディシプリンもてんでんばらばらなスタッフたちが、それでもとりあえず一つのものを読んでみて、いろいろ議論しようや、ということではじまったものみたい…
bewaadさんのところでコメントをいただく(ここから下のほうにスクロール)。しかし、たいへんな話題を自分で自分に振ってしまったなあ、と。公務員制度改革の話とかもうすこし具体的な話をしたいけど、少し調べただけでやまほど読むものがでてきて、ヒヨって…
「公務員制度改革実現!9・15シンポジウム」関連の記事をみないなあ、と思っていたらようやく東京新聞で出た。 来月上旬まできついなあ。
id:kmiura:20040914#p2を見て、せっかくyucoさんに教えてもらったのにつかってなかったのを思い出した。仕事がひとくぎりついたところで、kmiuraさんのところにも学びつつコメント欄を少し変え、キーワードの下線も取り除いた。まえからうざかったのだ。
id:kanryoさんの「イギリスと比較してみる。」(id:kanryo:20040914#p1)を読んで考えてます。それにしても「責難は成事にあらず」とは至言ですな。下にあげた「公務員制度改革に関する提言」をどう思われるかについておききしたいけれども、すくなくとも僕の…
天下り関連でたまたま見つけた。素晴らしい!
増島俊之氏のよりももっと詳しいものがないかな、と探していたら、連合(日本労働組合総連合会)の「公務員制度改革に関する研究会」(座長を西尾勝国際基督教大学大学院教授とする行政学・行政法・労働法専門家及び弁護士ら9名)が作成した「公務員制度改…
山形浩生「天下りは悪くないかも」(2004.8.28) でもこっちのほうが「らしい」かな。 「今月の喝! NPOインパク協会」(『CYZO』2001 年 04 月)増島俊之氏(総務庁出身)「9章 国家公務員制度と人材管理制度の見直し」「中央省庁等改革問答集」より。 問7…
id:sivadさんのところから跳んだモダン焼き(あるいはポストモダン焼き?)。めちゃくちゃだが、なんだかとてもうまそーだぞ。12月のあたまに日本に一度かえって京都にいく必要があるんだが、だんぜん行く気になってきた。 下の話題についてはぼちぼち考え…
とおりすがりさんからコメント(id:flapjack:20040912#c)をいただく。 「外部労働市場の成立」と外部人材の活用、となると、総定員が増えない限り、クビ(天下り)になるI種職が増える。そうなると現在の官僚さんたちは、うれしくないので、内部人材で活用で…
ヴィクラム・セト(ただ英語だとセスと発音されてた)の初の長編小説。この間アバレストウィズの友人たちから勧められた。これまで読んだ小説のなかでベストといっていた。かなりの小説読みの彼女にそう言わせるのだから、読む気になった。スティーブン・キ…
重要なこと書き忘れた。上の話は当然官僚組織内部だけの話に納まらないわけで、外部労働市場の成立をどうしても前提にせざるをえない(id:kanryo:20040710の最後あたり)。今は外部労働市場になるのかどうかもわからないかんじで、なし崩し的に状況が動いてい…
isuzukiさん(id:flapjack:20040909 コメント欄)(URLは埋め込みました。) Kanryo氏が9月9日のエントリーと7月10日のエントリーで給料が低いので公募しても断られるとお書きになっているんですがFlapjack氏はこういった場合 キャリア公務員の給料を引…
【きまぐれ偏拾帖】がすごい。ここでの何回か触れた『木を見る西洋人、森を見る東洋人』のウェブ上での書評を探していたときにたまたま見つけたのだが(その書評はここ)、他のエントリーがどれも超おもしろく勉強になるのだ。 例えば「続・10年後のマンショ…
id:kanryoさんのところで(id:kanryo:20040907#p2)、人事院年次報告書の平成15年度版が「政治任用特集」であり各国の状況も分かるとのこと。以前社会の流動性について少し書いたけど(id:flapjack:20040702 cf. id:flapjack:20040701)、そのときの話と少し重…
別にネタバレという映画ではないですが、この映画の最後あたりのシーンに触れているので、気になるようでしたら以下は読まないで下さい。 昨日近所の映画館で見る。この映画については、まずapoさんによる「若き日のゲバラにノックアウト」(id:MANGAMEGAMOND…
もりやまさんはこういうコメントしてるな。 この話が何を意味するのか、意外と難しいような気がするな。表音文字と表意文字の違いというふうに記事ではなっているようだけど、実際には人間は文字を追うときには複数文字を同時にバカッと捉え、ある程度先読み…
http://am.tea-nifty.com/ep/2004/09/dyslexia.htmlも参照。 『識字習得に関する困難という生物学的異常は普遍なものではなく、対象になる人の文化に依存』するという研究が出ているという話題。ディスレクシアって、イギリスに来た頃にはかなりテレビでも目…
みなかさんのところで「図的言語」の話題。以下引用する(強調部分はflapjack)。 朝食のとき,中村雄祐さんから図的言語について話をうかがう.Edward R. Tufte の一連の研究について.量的データのグラフィック表示の歴史は浅いようで深く,古いようで新し…
「言語の論理依存性って前提だっけ?」(id:Ririka/20040903#p1) わたしは、あらゆる言語それ自体に、論理依存性(ってやっぱりわかんないけど)の強弱の差っていうのはないとおもうんだ。各言語の性質と、文章の論理性とは、独立に見たほうがよいのではない…
そうこうしているとid:kmiuraさんのところで盛り上がってた(id:kmiura:20040827, id:kmiura:20040830)。id:Ririkaさんもリファ―してるけど(id:Ririka:20040830#p2)、この話、前にやった話と繋がってる(id:flapjack:20031101#p2とかid:Ririka:20031102#p1あ…
8月最後のバンクホリデー・ウィークエンドが終わった。いろいろやらねばならないことが満載なれど、ほとんどやけになって、金曜日から数日旅行にいってしまう。このウィークエンドは、イギリス人にとっては夏を締めくくる最後の連休で、どこにいってもイギ…
が届いた。ダン・スペルベル(『表象は感染する』ISBN:4788507781)が扉で推薦文を書いているのを見つけて当たりだと確信する。まだ序文を読んだだけだけどすばらしい(序文の最後で、アジアという言葉遣いについてきちんと説明している。アジアといっても東…
少し前から気になっていた。三浦俊彦の読売新聞での書評で触れてある西洋人は「ある場面での人の言動を1度見ただけでそれが当人の本質だとレッテルを貼(は)ってしまいやすい」という話には心当たりがある。「誰々がこういうときに嫌いになった」という話…
ほんまそういうことだよな、と勝手にうなづきまくる。去年あたりからぼんやり考えていたが言語化できなかったことを言い当てられた感じ。ありがたい。ほんまの社会学の学者は違うな。
昨日も書いた「青春の輝き」 La Meglio Gioventu の後半を見た。楽しみましたよ、僕は。まあ、確かに後半をみると昨日リンクした評に頷ける感じがましてきたけど、それでも演技はすばらしいし、長い映画ならではのたっぷりとした時間の流れが心地よく堪能し…
楽しい話ばかり書いているわけでなくてすみません(笑)。(>某所)