The State Opening of Parliament�国会開会式

仕事してて、テレビをつけるとThe State Opening of Parliament 国会開会式の中継がされていた。ウェブ上ではたとえばBBCでもガーディアンでも女王のスピーチ(The Queen's speech)の内容のほうに注目があつまるわけだが(とくに来年の総選挙前の最後の女王による大きなスピーチということもある)、この開会式は相当の儀式でそれだけでかなり見ものである。女王の行列が議会にはいってくるわけだが、その細かい部分部分が古くはチューダー朝以前の故事にさかのぼり、BBCではそれを事細かに説明してくれるわけである。はっきりいって、バッキンガム宮殿の前にいくより王室の結婚式を見るより、この日にテレビを陣取ってみていたほうが何十倍もイギリスのpomp and circumstance(国家の儀式に見られる威厳と権威の誇示)を目にすることができる。イギリスの議会史・政治史に興味がある人には堪えられない機会でしょう。そうでなくても、イギリスの民主主義の歴史は深いなあ、とおもわされてしまうことですよ。特に上のような話をみたばかりだと。
 しかし、ちと硬いっすな、最近。少しやわらかいはなしもしたいんだが、書いてたネタがCディスクごとばっさりなくなってしまうし意気消沈。