ポリー・トインビー『ハードワーク:低賃金で働くということ』東洋経済新報社(ISBN:4492222642)

上でふれたポリー・トインビーの本が今年6月に邦訳されていたことがわかったので、補足。
ハードワーク~低賃金で働くということ
この本については、アマゾンの該当ページのほか
http://blog.goo.ne.jp/old-dreamer/e/f487e87d6c1110826d00e364979d9264
http://d.hatena.ne.jp/kenkido/20050905
を参照されたし。
 サッチャー政権の新自由主義がイギリスに何をもたらしたかについての認識が、日本の政治家の間には非常に足りなさすぎると思うのだが、そういう意味ではタイムリーな出版かもしれないが、しかしそんなに知られていないみたいだ。願わくばもっと早く知っていたかった。
 上述のように、ポリー・トインビーは、ガーディアンの論説委員であるが、本も書き、テレビ・ラジオにもしばしば出演している。以前はBBCの社会問題部長だった。National Press Awardを受賞したり、 What the Papers Say columnist of the yearになったりしている。彼女がガーディアンでかいた論説一覧は以下から読める。
http://www.guardian.co.uk/Columnists/Archive/0,5673,-25,0.html