Question Time from Shanghai

そういや、昨日げっそり疲れてもう寝ようと思ったのにふとつけたテレビで、前にもかいた Question Time (上の検索窓でも使ってください)をやっていた。なんか、いつもとちがう。今オックスフォード大学の学長(chancellor)になっているイギリス最後の香港総督(だっけ?)クリス・パッテンがでてるし、やたら中国人らしき人たちが。。とおもったら、なんと上海からライブでやっているのだった。しかも、政府の高官もでて、もちろん聴衆も含めみんな英語で議論している。(パネルの紹介はこちら)。ついつい目が釘付けになりソファーに沈み込んで見入ってしまう。こりゃすげー。番組をみた人からの感想が以下のBBCのサイトに上がっている。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/programmes/question_time/4338447.stm

What a waste of time and money this evening. There are important issues in the UK. Deal with them.
Frank McGillion, Bromley

なんて感想も上がっているが、アホだな。いま、中国を見ないでどうする。ローバーなんか中国に救われてんだろ。それよりも以下のようなコメントのほうが多いし、僕もそちらに同意する。

Congratulations on your programme from Shanghai, which has just ended. The quality of debate was impressive, as was the openness of the Chinese representatives and audience members. The Chinese government is also to be warmly congratulated for its willingness to allow this programme to go out. I hope you get to do this again soon.
Andy Crick, Leafield, Oxfordshire

How refreshing to see the panellists and audience of Question Time this week so obviously exercising respect for the others by listening without wanting to butt in and not shaking their heads constantly about views that differ from their own. We in the UK have something to learn from these people. I'm enjoying this edition much more than the ones that come from the UK.
Jane Phillips, Purley

 少しあやういところもあったけど、英語で、がちんこで、建設的な議論ができていることにも正直失礼だが驚いたし、議論に参加する聴衆のレベルも高い。それに、中国政府が Question Time を上海でやることを許したことにも驚いた。つうか、ほんと、朝生とかじゃあダメですよ。
 上のサイトから日本でもたぶん Real Player でこの最新の回が見られるので、今の中国に興味のある方はぜひみてほしいです。クリス・パッテンがめっちゃまともで、すばらしいと思った。中国人学生の熱心さをたびたび称揚してて、そのたびに司会のディヴィッド・ディンブルビーに「(オックスフォードに学生を集めるための)宣伝はしないように」と言われていたのが笑えた。
++追記++
BBC World でも12日の土曜日に放送するらしい。ケーブル・テレビか衛星放送の人は見られますね。
++追記2++
この番組が中国のなかで放映されることはないだろう、ということは付け加えておいたほうがよいかもしれない。それでもかなりすごい出来事だと思う。あ、あと、今回のはBBCのやってるchina weekの目玉のひとつということも付記しておこう。