近況

 別に、帰国中更新しないつもりではなかったのだが、ばたばたしているうちに、イギリスに戻ってきてしまった。
 池袋のリブロは使えないことがわかった(どこだったかで、いい棚をつくることで有名な店員さんが去年やめたという話を読んだが、その影響だろうか)。これからはジュンク堂にまず行くことにする。
 買ってきた主な本:
 佐藤俊樹著『近代・組織・資本主義−日本と西欧における近代の地平−』ミネルヴァ書房 1993年
 (佐藤俊樹は、『不平等社会日本』(中公新書 2000年)のほうで有名になってしまったが。。。)
 北田暁大著『責任と正義 リベラリズムの居場所』勁草書房 2003年
 北田暁大著『広告の誕生 近代メディア文化の歴史社会学』 岩波書店 2000年
 ジェイ・ディヴィッド・ボルター著『ライティング・スペース 電子テキスト時代のエクリチュール』(黒崎政男・下野正俊・伊古田理訳)産業図書 1994年
 スティーヴン・ピンカー著『心の仕組み 人間関係にどうかかわるか』(中) NHKブックス971 NHK出版 2003年
 このうち、北田本をのぞいたすべて、リブロで見つけることが不可能だった(ピンカー本は、心理学の棚にも、NHKブックスの棚にもあった形跡がない)。あと、ジュンク堂ではキットラーの『書き込みシステム1800/1900』の英訳も、他の邦訳と並んで置いてあったが(さすがにドイツ語原書を買う奴は少ないのだろう)、そういうこともリブロではなし。
 その他、気になったこと。1)あった友達がほぼすべて(ウェ)ブログとかはてなとかぜんぜん知らなかった。
 2)テレビの画面がやたらにシャリシャリしている感じ。高音調整つまみ(トレブル(treble))というのがあるが、あれで高音を強く設定した時の音感が、そのまま画面になっているような感覚。