ブライト The brights

ブライトとは、超自然的あるいは神秘的な世界観をもたない人のポジティブな新呼称。

欧米、とくにアメリカでは、無神論者、不可知論者は非常にネガティブなイメージを持たれている(もちろん、アメリカ人全部が宗教ぶかいわけではないが、一般社会通念として)。*1

そこで、同性愛者について、ホモセクシャルではなくて、「ゲイ」(もとは楽しいという形容詞)というポジティブな語感をもつ新しい言葉がつくられたように、無神論者、不可知論者をあらわすポジティブな言葉として、ブライトという言葉をつくり、それをリチャード・ドーキンスらが普及させようとしているわけだ(brightとは、もちろん通常は「明るい」という形容詞なわけだが、それを名詞として用いることで新語にした、と)。

で、7月ごろ、ガーディアンの土曜版でこれについてのドーキンスの記事を読んで、すっかり気に入っていたのだが、すこし忘れかけていた。それをid:Ririkaさんが思い出させてくれた。id:Ririka:20031123#p3

で、その記事だがこちら。http://books.guardian.co.uk/review/story/0,12084,981412,00.html
楽しいっすよ。

ついつい遊んでしまった。

*1:これはいうまでもなく日本とは逆である。アメリカにいってそのギャップに文化的ショックをうけて、そうこうしているうちにキリスト教に入信する日本人というのは僕の身近にもいる。