「政治意識」から「情報回路」へ (続き)

野口旭の「ケイザイを斬る!」が更新された。
第6回 リフレ派の栄光と苦闘
http://www.hotwired.co.jp/altbiz/noguchi/031118/textonly.html
リフレ政策が、id:flapjack:20031120で書いた日本における「情報回路」の問題のこれ以上ないほど具体的な事例であることを示す。というと、僕などなにもしていないも同然であるので、おこがましいのであるが、でも問題意識としてはそういうことなのだ。

野口旭氏は学者であるから学者の責任を強調されている。たしかにこれまで学者全般の努力不足があったことは確かだと思う。しかし、それと同じぐらい学者と一般社会をつなぐメディアが怠慢であったということも事実ではないだろうか。

メディア側からの同じような真摯な変化を求める動きがあまり聞こえてこないこと、それが問題であるように思う。