ジョン・ピルジャー「ブッシュのイラク占領」

nofrillsの翻訳更新
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/2838/translation/pilger_znet20november03.html
この記事自体は新聞のものではない。しかし、新聞に、こういう人の長文の記事が載り、またテレビではこの人が制作するイラクのドキュメンタリーが流れる、ということ、そういうところがイギリスのいいところだと思う。

ただ、たぶん今必要なのは反戦ということではなくて(そんなのはあたりまえ)、具体的にどういうふうに考えれば生産的なのか、という方向の模索なのだと思う。くどいけど。で、ちょっとイスタンブールのテロについての日本のマスメディアの反応を糸口にして、ぽろぽろ考え出しているところ。

ただ、いろいろ考えてて思うんだが、日本でつらいのは、ここがボトムラインというラインがなかなか引けないところなんだよね。だから、なにか考えても、「でも、別のこういう考え方はそれはそれでなりたっちゃうよな、なんかそれでいいみたいだし、じゃあそれでいいか」って思ったりして、考えがつみあがっていかないところがあるというか。建築への意志が一応あっても、建築する端から土台がくずれていくっつうか。なんか、柄谷行人みたいなことを言っているが(笑)。できればもう少し具体的に書きたいんだけど、時間と体力が今のところなし。