土曜日のガーディアン論説

とりあえず、翻訳する時間がないので、日本の文脈ともいちばん関係あるものだけを一つをあげておく。トリストラム・ハントによる歴史教育についての文章で、「過去の徴発―歴史教育を幼稚な道徳劇にかえてしまおうとするな」というもの。
Conscription of the past
Don't try to turn history teaching into a simple-minded morality play
Tristram Hunt
Saturday June 11, 2005
http://www.guardian.co.uk/comment/story/0,3604,1504051,00.html
イギリスにおける歴史教育についての最近の出来事から初め、日本、インド、アメリカの状況にふれたあと、イギリスの歴史教育についてさらに詳しく述べている。日本の状況だけ見ていると見落としがちな、こうした世界同時的な流れについてとりあえず知るにはよいと思った。