マイケル・ムーア「ボウリング・フォー・コロンバイン」

昨日、テレビで初放映されたのを見る。映画館でも見たからこれで2回目。うー、ほんとはテレビを見ている暇などないのだが。。。 で、ほんとははてなにこうして書いている時間もないはずなので、詳しい感想は飛ばす。マイケル・ムーアはやっぱすごいな。これみて(改めて)思ったけれど、なんかある意味で、日本のメディア状況とアメリカの状況って酷似している気がする。単に内容が違うだけ。それを見せるマイケル・ムーアの手つきがすごい。すごいすごいって、アホみたいだが。

ただ、日本語で「アホでまぬけなアメリカ白人」読んだ人は気をつけたほうがいいと思う。あの翻訳はマジでひどい。翻訳者は単に軽妙でおちゃらけているだけだ。コミュニケ−ターとしてのマイケル・ムーアのすごさは彼の言葉選びにかかっているのだが、それが伝わらない、どころか、そもそもまったくわかっていないと思う。(ついでに書いておくと、こういう翻訳と、山形浩生クルーグマン翻訳の違いははっきり認識する必要がある。) 同じ翻訳者が今度新しく出た本を訳しているのかな。やめてほしい。だれもいないなら俺がやるから(笑)。とりあえず、だれもあの本の翻訳を問題にしている人を見ていないので、書いておく。具体的に書きたいのだが、ああ。