追加

id:takehさんのコメントに対する応答がまた長くなりそうなので、本文に追加。

むにゃ。上で、きちんと定義しなかったのが悪いのかもしれないけど、上では「検証(する)番組というのは、ある問題が正しいかどうか決定できると前提している番組、あるいは正否が決定できる(あるいは既に決定されている)題材を扱う番組である」という定義を念頭においていました。

特命リサーチ200X」はもう5年以上も見ていないので厳密に思い出せないのですが、たぶんこの定義にあう番組ではないか、と(もう答えは最初からわかっているのだが、調査隊仕立てにしているだけである)。もちろん、まじめな科学番組であることは認めます。

一方、ホライゾンもまじめ科学番組だけど、検証番組というスタイルをとっていない、ということを上で書いたつもりでした。だからこそ、まじめな科学番組でありながら、「とんでも?」っていう要素が同時に入る余地がある、という論旨だったのです。(そういうわけで、下のコメントが少し意味をつかみかねました。)

それはともかく、結果として、ホライゾンというのは少なくとも日本では僕が知らないスタイルの科学番組だったのだ(だからおれは好きだったのだ)、ということを発見したのが今回のやり取りでの僕の収穫です。ホライゾンって、科学者も聴衆も、最も重要なことに番組製作者も誰も「わかってない」ことを前提にしているまじめな科学番組だったのだ、と。