言葉になっていないもの(続き)

「言葉があたえられていない領野に自分が踏み出そうとしているその瞬間だからだ。自分の持っている既存の言葉で自分を囲い込んではならない。」と昨日書いたけれども、もちろんそれは自分内でのことである。だから、結果として出てきた言葉がある意味、他の人から見れば当たり前のことであることもあるだろう。ただ、そうやって自分の言葉を育てていかないことには、どこにいきつくかというどころか、どこかに歩きだすことすらできない、というだけのことだ。