ガーディアン土曜版 19:48

先週ガーディアン土曜版について書かなかったのは、買い逃したからだ。というのはともかく、まだ買ったばかりでゆっくり目を通していないのだが、
「クールな詐欺」The cool con (おれってタイトル訳すの下手だ)
http://www.guardian.co.uk/britain/article/0,2763,1070469,00.html
という記事は、とくに日本からイギリスの現在の状況についてのジャーナリスティックな見通しを得るためにはかなり買いだと思う。見出しの下の部分だけ訳しておく。

「六年前、新労働党政府(ニュー・レイバー)が政権をさらったとき、ロンドンはこの星でいちばんクールな場所だと宣言された。アート、ポップ(ミュージック)、ナイトライフ、そして政治(すら)まばゆいばかりに輝き、若く、そして希望にあふれていた。それからなにがおこったのだろう? 若さへの執着はラディカリズムの模倣品となり、アートは商業主義の口実となり、わたしたちの明るいピカピカのレイバー政府は[労働党というともうちょっと違ってしまう]は、イラクにいくブッシュ一家に同調している。なんで、わたしたちは、あの最初のすごいスピン(情報操作)にあんなにもひっかかってしまったんだろうか。ゾーイ・ウィリアムズが問う。」